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一麺天に通ずの系列店「麺屋会心の一振り」へ
やっと来れました。
「一麺天に通ず」「麺は天にあり」に続き、系列では3号店となる「麺屋会心の一振り」
お隣は大きなコインパーキング。車を停めて、レリゴーです。
お店はオレンジの扉が印象的。コレはもしやオマージュ?
一麺天に通ずの「オレンジと貝」を勝手に彷彿します。
店内はカウンターが縦にずらり。開店一位入店だったので、扉前カウンター端のポールポジションゲットです。
注文は「塩ラーメン」。合わせて「貝飯」もコール。
店内の落ち着いた雰囲気とは裏腹にBGMは〝ELLEGARDEN〟
このあたりもまた、一麺天に通ずの雰囲気と重なります。
この時代の邦楽ロックは世代的にドストライクなので、待ち時間も楽しいですね。
邦ロックに耳を傾け、
あの頃を思い出していると着丼。
着丼!優しい出汁の塩ラーメン
まずはスープを一口。
清く澄んだ鶏清湯スープは、ふわりと出汁を香らせる優しい仕上がり。
いい意味でインパクトはない(後半温度低下で本来のポテンシャル発揮)。
玉状に浮かぶ鶏油がスープにコクを演出。
土台をしばし堪能したら、このシンプルでまっさらなキャンパスに、海苔、ネギ、フライドオニオンを解いていく。
各々の持ち合わせた香りが重なり、また違う表情を見せてくる。
梅なめ茸との相性が意外と合う
別皿提供のトッピングを手に、柚子をあしらい爽やかな香りを加える。さらに梅なめ茸でさっぱりとした酸味をプラス。
ラーメンに梅なめ茸とは、なかなか無い組み合わせですが、意外に美味しかったです。
このあたりで、スープの熱が落ち着き、味覚が〝香り〟から〝旨味〟にシフト。温度低下により出汁が口いっぱいに馴染み、塩味も良く感じる様になる。
トッピングにより織りなす旨味の多重奏。
トッピングが冷たいため、スープの熱が下がり過ぎてしまうのが難点だが、初めからトッピングを載せず、このプロセスを見せてくるあたり、、憎いねぇー。
麺は京都の麺屋棣鄂製の太ちぢれ
見た目艶やかにツルンとした麺肌美しく、モチモチとした食感もまた良き。
スープが限りなくアッサリな分、小麦の香りも豊かに感じられ美味麺でした。
鶏チャーシューはモチモチ。そのままでも十分に美味いですが、スープに浸して熱を加えるとモチモチからフカフカに変化しこれはこれでまた美味。
穂先メンマも歯応え良く、よき箸休めとなりますね。
アサリの旨味が詰まった貝飯
貝飯は米一粒一粒にアサリの旨味がふんだんに閉じ込められていてウマシ。
ある程度堪能したら、スープをかける。
貝出汁、和出汁、鶏清湯のトリプルコンボに、柚子と大葉の香り合わさればもちろん、言わずもがな。
うますぎて昇天。
総じて、スープの温度低下による感じ方の変化、トッピングによる味の変化、貝飯とのコラボなど、他店にはない楽しさが詰まった一杯でした。
初訪問でしたが大満足。次は海老と塩かなぁー!
美味しかったです。また来ます!ごちそうさまでした♪
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